ゑびす屋旅館 女将のアイデアで始まった明礬リトリート。国の認定も受けている温泉会議です。明礬リトリートとは、温泉に浸かって日常の喧騒を離れリフレッシュして会議をする、オフサイトミーティング。
久しぶりの4回目。
長野県上高井郡小布施町「小布施堂」社長の市村氏、高知県高岡郡四万十町の「四万十ドラマ」社長畦地氏を迎えるという超豪華版!
これまでも、畦地氏の「いなかビジネスおしえちゃる」や四万十サコダデザインの迫田氏による「地デジサミット」や同じく四万十のデザイナー梅原氏による商品開発のセミナーなど、なんでこんな凄い人たちが明礬温泉に?!という豪華ラインナップが続きます。
いずれも宿泊型なので20名限定の膝を突き合わせたミーティング。ミーティングのあとは「飲みもって交流会」四万十の言葉で飲みながら、という、ここが本場の会議となる。
普通のセミナーでは距離も遠いし、なかなか思い切って質問もできないし、終わったあとに交流も少ないものです。
でも、お酒が入ってたった20名ともなれば、超有名人の講師でも気軽に質問できるし、
Facebookでつながればずっとおつきあいが続きます。
4回のリトリートでは、日本全国からたくさんの人が集まり、その後もいろんな形で交流が行われています。Facebookでそれぞれのその後の活動も見えます。
温泉に入って、頭の中でも湯気がわく、アイデアもわく。わくわく会議!は素敵。
まずは1日目、市村社長のこれまでの小布施の話。栗に携わるまちづくりから参加者の皆さんのまちづくりに関わる質問、そして地域に帰って何ができるかを考えます。
たった1時間だったけれど市村社長の話は奥が深くてんこもり。小布施の水路の話、北斎との関わりの話、ドビュッシーからクールベの絵のことまで出てくるんです!
さあ、そのあとは「飲みもって交流会」へ。
ここは楽しい宴会?会議?思い思いに質問しつつ、乾杯しつつ、それぞれも交流。
地域活性を考えている方、産直の仕事をしている方、コンサルタントの方、福祉事務所を経営している方、いろんな人と人が関わっていきます。
2日目は朝食のあとまた会議。
町の強みとは何か、地域資源をどう見つけるか、外来者(町を外から見て考える人)との交流、いろんな話や事例が飛び交います。
町の中にいては町の良さもデメリットも見えてこないので外からの目を活かす、そしてその人との関わりを続ける「縁を逃さない」ことの大切さ。
商品開発では、合理性と嗜好性のバランスの取り方、時代の変化を見る力、情報発信だけではない生産体制の強化などメモを取るのも忘れるほどに大切な話が続く。
四万十の栗や今後の展開まで聞かせてくれました。
さて、続く5回目の内容も決まりました。
また、告知をいたします!お楽しみに。